千本浜公園

『芸術の秋』(詳しくはe-tureduregusaをどうぞ)ということで、今回は千本浜公園を取材してきました。この時期なかなか富士山を拝むことができないので、可能性の高い朝早くに出掛けてみたのですが、残念ながら惨敗でした。

今回は張り切って6時半に出発。昨日の予報は午前中晴れ、午後からぐずついたお天気とのこと。本当はこの松林の向こうに富士山が見れるはずだったんだけどなぁ〜。

第一村人発見!?千本浜駐車場から入って行くとおばあさんが朝のお散歩をしていました。
松が斜めに写っているでしょ?これはおばあさんが急斜面を歩いているのでも、私が斜めに撮影しているわけでもありません。この写真の向かって左側が海なのです。つまり海風によって松が斜めに育っちゃっているのです。

耳をすますと遠くの方からたくさんの声が。そちらの方に向かってみるとワンちゃん達の朝の集会が始まっていました。追いかけっこをしたり、じゃれたり甘えたり。クサリをはずしてもらい伸び伸びと遊んでいて楽しそう。この辺りの愛犬家のみなさんのお散歩コースなんですね。

ちょっとピンぼけだけどこれはツルボ。高さは20cm前後かな。かわいらしい花なんです。自生して増えたらしく、あちこちに生えていました。

なぜ、ここが『芸術の秋』のテーマになるのか?
ここまでだとわからないですね。実はここ千本浜は多くの文芸家や著名人に愛された場所で、あちこちに歌碑や文学碑が建てられているのです。
ちなみに…松ばっかりではありませんよ。こういうちょっとした芝生のあるお弁当が食べられそうなスペースもあるんですよ。(またそれかいっ!)

右は上に写っている石碑をアップにしたもの。
知ってました?♪「坊やはよい子だ、ねんねしな…」の続き。
しかもその中で千本浜が歌われていたとは!!
恥ずかしながら全く知りませんでした。情けない…
子供が生まれても歌ってあげられないではないか!この際覚えておこう!と思ったのも束の間、上の楽譜が読めずあえなく撃沈。

幾山河 こえさりゆかば
寂しさの はてなむ國ぞ
けふも旅ゆく  (牧水)


この若山牧水の歌碑は、牧水がなくなった次の年(昭和4年)に建てられたんだって。
この石は重さ15t。なんとなく牧水に似ているのだとか。
???
頑固オヤジだったのかな?

牧水という名前は聞いたことあるよね?1800首にも及ぶ短歌や紀行文を書いた人なんだけど、晩年(といっても43歳で亡くなった)は千本松原を愛し朝夕散歩して風物を歌い続けたのだそう。私が通るこの道を歩いたのかも知れないね。

中央の像は千本浜乗運寺の開祖増誉上人。この方が5年かけて植えたのがこれらの松。 他にも井上靖の文学碑や明石海人の歌碑、角田竹令の句碑、観海学人文学碑、昭憲皇太后歌碑がある。ゆったり散歩しながら回っても1時間とかからないでしょう。 訪れる秋の風を感じながら、芸術の秋を堪能してみませんか?

詳しくはこちら 千本浜公園(文学碑)